株式会社ルセットでは、2年前の映画「歌舞伎役者 十三代目 片岡仁左衛門」の自主上映のサポートをきっかけに、何かまた文化と繋がることができればと考えてきました。そしてこの度、弊社の松本、中本も発起人となり『粋の会』を立ち上げ下記の催しを行うこととなりました。
ことのはじまりは2年前、ある地歌と上方舞の会に出会い、その美しさに 魅力を感じ、わからないなりになんとか知りたいと思ったことが この会を始めるきっかけでした。
また、上方文化ならではの【粋すい】という美意識に出会い、 この会の主催する会を【粋の会】と名づけました。
はじめてでも楽しめる『地歌と舞の会』はもちろん、今後も粋な催しを 企画していくつもりです。 まずは、この会をよろしくお願いいたします。
◯はじめてでも楽しめる『地歌と舞の会』
ワークショップと鑑賞会vol.1
出演
山村若光子(立方) 三川美恵子(地方)
地歌 高砂
地歌 ひなぶり(あてぶりに挑戦!)
端唄 後家雀 (1曲覚えて帰りましょう!)
上方唄 浪花の四季
2010年5月15日(土)
開場 14:00〜 開演 14:30〜
会場 大阪からほり複合施設「練」2F
NPO 和文化伝承協会 salon de ありす (全席自由席)
料金 3,000円
お問い合わせ・お申し込み
粋の会(担当:松本)080-6172-2625
info@recete.jp
地歌とはその土地ごとに歌われた当時の流行歌。
その歌に振りをつけたものを地歌舞といい、
関西では独自の発展を遂げて酒宴席の座敷一畳の空間
において埃を立てぬよう舞えるように工夫をされ、
上方舞として伝承されてきました。
座敷で楽しまれたものなので、その座敷という舞台がなくなった
大阪では舞踊の会などでしか拝見できなくなってしまいました。
京都ではまだ祇園がありますから、事情は違いますが。
現在、主流派として井上・楳茂都(うめもと)・山村・
吉村の四流があります。
どうしても敷居が高いと思われがちですが「はじめてでも楽しめる」というように
楽しい会にしたいと考えております。